
アマニ(亜麻仁)について食物せんいは、食用にされる植物、海藻、きのこなどの細胞壁を構成する成分で、体内ではほとんど消化されません。しかし腸内を刺激し排便回数や排便量が増加し、有害物質の排出等に効果が認められています。一方で食物せんいが少ないと腸内の疾患のリスクが上がることが指摘されています。
食物せんいの種類

水溶性の食物せんいは胃で嵩が大きくなり、粘性も高くなり、胃内の食物の滞留時間を長くして満腹感を与えます。また不溶性の食物せんいは食物の咀嚼回数を増やし唾液や胃液の分泌を促し、満腹感を感じさせます。こうした働きにより食物せんいを効果的に摂取することで肥満の防止につながります。
さらに水溶性の食物せんいは腸内発酵して脂肪酸や乳酸をつくります。発酵することで腸内のpHが低く保たれ腸内環境を改善します。
また粘性があることで、十二指腸や空腸の内容物の移動を遅くし、グルコースの吸収を緩やかにし、血糖値の急激な上昇を抑えます。
そのほか食物コレステロールの吸収を抑制し、コレステロールの代謝や排泄を促したり、有害な物質を吸着して排泄する効果があることが知られています。
以上のように、食物せんいには水溶性と不溶性があり、それぞれの体調への働きは異なります。アマニのせんい総量は、その種子の重量の約22.4%になり、水溶性(8.7%)と不溶性(13.7%)の食物せんい両方が含まれています。
